クレジットカード現金化は、支払いの際に現金の代わりになるカードのショッピング枠を活用し、購入した商品を換金したり、キャッシュバックサービスを受けて現金を受け取れる方法です。

すぐにでもまとまったお金が必要な時、借入先が見つからない時などに重宝します。

ただ、一度に一体いくらまで現金化できるのか、気になるというかたもいるでしょう。

必要額に届かない可能性を考えれば、不安もあるはずです。

そんな、クレジットカード現金化の限度額について説明していきます。

現金化の限度額はショッピング枠の残高

クレジットカードの利用限度枠は、収入や就業状況によって契約時に設定されます。

したがって、ショッピング枠を利用したクレジットカード現金化の限度額も、ショッピング枠いっぱいまでとなるのです。

正確には、その時の残高が上限になります。

クレジットカードの利用限度枠や利用残高は、カード会社のマイページにログインして確認することができますし、カードの裏面に記載されているサポートセンターへ問い合わせると教えてもらうことが可能です。

また、必要であれば増枠を申請することもできますが、そのためには再度審査を受ける必要があります。

ただ、現金化利用を検討するほど逼迫している場合には難しいでしょうし、キャッシング、リボ払いの残高、延滞等があったらほぼ通りませんので気をつけてください。

一度の複数枚のクレジットカードで申し込める

クレジットカード現金化の際、1枚で必要な金額分の現金化が難しい場合は、複数枚のカードを使って現金化することでまとまった資金調達が可能になります。

現金化業者でも、一度に2枚以上を申請できるところがほとんどです。

しかし、それぞれのクレジットカードはすべて申し込む本人名義のものであること、そして、それらのカードのショッピング枠に残高があることが条件となります。

さらに、残高いっぱい現金化したとしても、適用された換金率と引かれた手数料分とで、丸々手元に残せるわけではありません。

その上で、後日カード会社への支払いも待っていることを考えて、無理のない現金化を行うようにしましょう。

消費者金融業者を利用する場合、総量規制で年収の3分の1までしか借り入れることができません。

返済能力を超えた負担をかけないための処置です。

しかし、クレジットカード現金化は借り入れとは異なることから対象外となり、収入や就業状況に関係なく、ショッピング枠の残高分を換金できます。

現金化限度額もクレジットカードの契約状況によって、申し込むタイミングによって違ってくるのです。

使い勝手がいい反面、自己責任で利用しなければならないことは理解しておきましょう。